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海洋地球研究船みらい(かいようちきゅうけんきゅうせんみらい)は、元原子力船むつから原子炉を撤去、ディーゼル・電気複合動力船に改装して、海洋観測船としたもの。海洋研究開発機構が保有し、運航業務はグローバル・オーシャン・ディベロップメントが行っている。 == 概要 == 「みらい」はこれまでの主要な観測船と比べて総トン数で2倍以上あるが、これは海洋観測ブイを西部赤道太平洋に展開するためであり、同時に、この大きさによってこれまで観測データの空白域と言われていた高緯度の荒天域や氷縁域(結氷域周辺)での観測を実施するためである。その課題として次のようなものがある。 *海の熱循環の解明 :海は、大気とのやり取りや、海水の循環などを通じ、地球全体の熱のバランスを支配しているが、特に、海水温や海流の変動は、異常気象や気候変動の原因となる。 *海の物質循環の解明 :大気中の二酸化炭素等の増加は地球温暖化を促進するといわれているが、荒天海域を中心にして海がそのかなりの部分を吸収していると考えられている。二酸化炭素等の大気と海洋間の交換量や、海洋中の循環のメカニズムを解明することは、地球温暖化の予測に役立つと考えられている。 *海の生態系の解明 :プランクトンなどから成る海中の生態系は、地球環境変動に影響を及ぼすことが予想される。 *海洋底ダイナミクスの解明 :海底の堆積層には、地球の活動の歴史が積み重なっている。そこで海底の地形や地質構造を調べることにより、地球の環境変動や、海洋底プレート運動などの地球の活動を明かす。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「みらい (海洋地球研究船)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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